トヨタ コルサ 3ドアハッチバック
母は父が入院をして胃を切ってから体力面の不安を感じたそうです。それまでは元気にバイクでお客さんの所へ走り回ったりしてました。
元気な時はそれでも良かったのですが、胃が小さくなったので何回にも分けて食べたり、疲れやすくなったのでバイクで走り回るのは難しいと考えたそうです。
運転は出来るけど駐車場が無い
そこで車を買う事になりました。父は運転免許証を持って運転はしていましたが、車は持っていませんでした。結婚当初はダイハツミゼットのような三輪自動車を持っていたそうですが、置き場所も必要なのでバイクで走り回る事になったそうです。
組合の車
その後車が必要な時はどこからか借りてきたりしていました。ある時、家族旅行で伊勢に行くので労働組合の車を借りてきました。横には大きくスローガンがあって、これは恥ずかしかったと母はよく言ってました。
古い車は危険
また、ある時は古いバンを借りてきて私と二人で山へ遊びに行った帰り道にブレーキがきかなくなり、このままでは暴走!交差点に突入!という寸前で駐車場に飛び込んで隣の工場の壁を少し壊して止まった事がありました。その日は日曜日だったのでとりあえず電車で帰って次の日に謝ってきたそうです。
初マイカーはトヨタのコルサ
そういう事で、このトヨタのコルサ 3ドアハッチバックGSLは初めての自家用車でした。1500ccでFF、4ATだったと思います。
ハッチバックなので、後ろのシートを前に倒せば広々とした空間が出来、荷物もたくさん積めることができました。
不満もあるけど気に入りました
サイドミラーはまだ手動だったので降りて動かして、運転席に戻ってからまた調整をしに降りて動かしてと面倒だったり、ハンドルもまだパワーウインドウじゃないので重たかったのを覚えています。
3ドアだから後ろの席へのアクセスが面倒だったので次の車からは4ドア以上になりました。それでも父は昔の車に比べたらハンドルは軽いし、走りもスムーズだしととても気に入っていました。
フカフカフロアカーペット
GSLはこの車種では一番上のクラスでした。フロアカーペットがカットバイルカーペットといって、毛足のたっぷりとしたフワフワした触り心地がうれしかったので、しばらくは運転手以外は靴を脱いで乗っていました。
ある日出かけた先の道端で景色が良いから降りて見て、車に戻って、座って、靴を脱いで、ドアを閉めて、発車して、帰ってきたら靴が無かった事がありました。置き忘れてしまったのですね。それ以来靴を脱ぐことは止めました。
初運転に無茶は禁物
ちょうど私も免許をこの年の夏に免許をとったので、この車に乗ってあちこちに行ったのを覚えています。
初めて運転したのは免許を取ったその日の夜に、家族みんなで六甲山へ高速を使って行きました。私は運転に必死だったのであまり覚えてませんが、父と母は一家全滅を感じ、姉は車酔いになったので、帰りは父が運転して帰りました。
今でもこの時の事を言われますが、初心者にそんな無謀な事をさせるなと今でも思います。
ディスカッション
コメント一覧
我が家の初めての車は、日産サニー でしたね。運転者は母でした。父は忙しかったのと、運動神経がにぶかったので、免許証は取れずじまいでした。東京・町田から群馬藤岡に越してからは、車が必要になりましたからね。アルバムで振り返れば、いろいろと懐かしい思い出が蘇るでしょうね。
コメントありがとうございます。
そうなんです。あちこちに行ったのを思い出し、整理する手が止まってしまうのが困りものです。