1978年の京都市電
京都市電は日本で最初に走った一般用営業市電でした。最盛期は76.8km、車両351両(1957年度)の路線があり、乗客も1963年(昭和38年)には一日平均564,488人の利用がありました。
ところが車社会が到来すると、他の都市と同じように邪魔者扱いされ、徐々に廃止区間が増えていき、1978年9月に完全廃止となりました。
この写真は廃止一週間ぐらい前に友人と行った時に撮ったものです。私たちは七条から京都駅まで乗りましたが、車内はとても混んでいて、京都駅では人があふれていていました。とにかく人が多かったのを覚えています。